やさしい玄米の重湯の作り方|回復食や離乳食に

栄養豊富で健康をサポートしてくれる玄米ですが、病気や断食の後や離乳食に玄米は、胃腸への負担が重すぎます。
胃腸への負担を軽減するため、じっくり時間をかけて作る玄米の重湯のレシピです。

重湯

やさしい玄米の重湯の作り方

玄米の重湯の作り方です。離乳食や断食明けにやさしいレシピです。
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調理時間 13 hrs
材料(人分) 2

材料
  

  • 玄米 1/2
  • 1.1
  • 塩(お好みで) ひとつまみ

作り方
 

  • 玄米を擦り合わせるようにして丁寧に研ぐ。
  • 研いだ玄米を1晩(12時間以上)水に浸けておく。
  • 鍋に水を切った玄米と300ml位の水を加えて炊く。
    最初は中火で、沸騰したら弱火にして20分火にかける。
    塩を加えたい方はこの時に加えます。
  • 800mlの水を加え、さらに弱火で40分煮込み火を止め、20分程放置。
  • ザルなどで濾せば完成です。

コツ・ポイント

離乳食初期は、上澄みをすくってあげましょう。
完成した重湯を静置しておくと分離します。下が濃く、上の方は(上澄み)は若干透き通った感じなります。
このレシピのキーワード 玄米, 重湯, 離乳食, 断食, ファースティング, 回復食, 介護食

重湯とは?

重湯とは、お粥の汁のことで、古くから病人食や離乳食として用いられてきた伝統的な流動食です。
重湯の効果は、不溶性食物繊維が取り除かれているので、なんといっても消化が良い所。
水分と糖分を効率よく補給できるので、消化能力が整っていない赤ちゃんや、体調が優れない時や断食後の回復食にもおすすめです。

重湯におすすめのやさしい玄米

身体を整える効果のある玄米ですが、農薬を使用して栽培されたお米の場合、玄米の糠に有害な農薬の成分が多く残ってしまいます。重湯を作る時は、無農薬の玄米がおすすめす。


重湯についてのQ&A

断食(ファスティング)の後の食事はどうしたら良いですか?

断食後の食事は、重湯やお粥など胃腸に負担が少ないものをお召し上がりください。急に通常の食事を開始してしまうと胃腸に負担がかかり、下痢や吐き気などさまざまな症状が引き起こされる場合がございます。

お粥と重湯の違いは何ですか?

お粥と重湯の違いは、お米の粒が残っているのがお粥、重湯は裏ごししたり、お粥の上澄みだけをすくったりして作るデンプンと水分からできている食べ物です。

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この記事を書いた人

動物、植物、夫、子ども、美味しいものとスターウォーズをこよなく愛する1児の母。近頃は、昔苦手だった虫も可愛くなってきました。
将来の夢はパーマカルチャー暮らし。