妊婦はハチミツを食べてもいい?授乳中や赤ちゃんへの影響も解説

「妊娠中や授乳中にハチミツを取り入れたいけれど、赤ちゃんへの影響が心配」という方も多いのではないでしょうか。ハチミツは「赤ちゃんに与えてはいけない」という情報が広く知られているため、お母さん自身の摂取についても不安になるのは当然です。
結論から言うと、妊娠中や授乳中にハチミツを食べても基本的に問題ありません。赤ちゃんに直接与えるのと、お母さんが食べるのは全く別の話なのです。
この記事では、妊娠中や授乳中にハチミツを食べても大丈夫な理由について詳しく解説します。また、赤ちゃんには何歳から与えられるのかや、安心できるハチミツの選び方まで、気になる疑問もまとめて紹介いたします。
正しい知識で不安を解消し、ご自身と赤ちゃんの大切な時期を支えるヒントとして、ぜひ最後までご覧ください。
妊娠中・授乳中にハチミツがOKな理由

妊娠中や授乳中のハチミツは、お母さんにとっても嬉しい効果がたくさんある食品です。しかし、赤ちゃんに影響はないのかと心配になる方も多いのではないでしょうか。
ここでは、ハチミツを安心して楽しめる理由を解説します。ぜひ、妊娠・授乳期の食生活にハチミツを上手に取り入れていきましょう。
妊娠中・授乳中のハチミツ摂取は赤ちゃんに影響がない
妊娠中や授乳中にハチミツを食べるのは、基本的に問題ありません。
ハチミツには、まれにボツリヌス菌の芽胞(がほう)が含まれる場合がありますが、大人がボツリヌス症になる心配はほとんどありません。これは、発達した大人の腸内環境が、菌の活動を抑えてくれるためです。
また、妊娠中や授乳中にハチミツを食べても、その成分がへその緒や母乳を通じて赤ちゃんに影響を及ぼすことはありません。ハチミツに含まれるボツリヌス菌の芽胞(がほう)はサイズが大きいため、母体の腸から血液に入り込めないのです。血液中に菌が侵入しないので、血液を通じて栄養が送られるへその緒や、血液を元に作られる母乳に菌が混じる心配もありません。
ハチミツは妊娠中・授乳中の栄養補給に最適
| 成分の分類 | 詳細 |
|---|---|
| ミネラル | ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄など |
| ビタミン | ビタミンC、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシンなど |
| アミノ酸 | バリン、アルギニン、ロイシン、イソロイシン、グリシンなど |
| ポリフェノール | カフェ酸、ρ-クマル酸、フェルラ酸など |
| 有機酸 | グルコン酸 |
ハチミツには、上の表のようにミネラルなどの栄養素がバランスよく含まれており、妊娠中や授乳中に必要な成分を摂取できます。
特に、妊娠中は栄養管理が大切になりますが、ハチミツは砂糖よりもカロリーが控えめで、甘さが強いため、少量で満足感が高いのも嬉しい点です。
また、授乳中は、お母さんの体調が変化しやすい大切な時期です。ハチミツを食生活に取り入れることで、母乳に必要な栄養を補給しながら、お母さん自身の体調管理もサポートしてくれます。
よって、ハチミツは妊娠中・授乳中に手軽においしく栄養補給ができる食品としておすすめです。
妊娠中・授乳中はハチミツの過剰摂取に注意
ハチミツは栄養豊富な食品ですが、妊娠中や授乳中は摂りすぎに気をつけましょう。
ハチミツは糖分が高いため、過剰に摂取すると血糖値の変動や妊娠糖尿病のリスクを高める可能性があります。妊娠中の推奨摂取カロリーは約1,800~2,600kcalですが、ハチミツは大さじ1杯(約20g)で66kcalと高カロリーなため、摂取量には注意が必要です。血糖値やカロリーの面から考えても、1日大さじ2杯程度を目安に、食べすぎないようにしましょう。
また、ハチミツに含まれる植物由来の成分が原因で、アレルギー反応が出る場合もあります。食べ慣れていない方は少量から始めて、異常を感じたらすぐに医師に相談しましょう。
参考:厚生労働省 妊娠期・授乳期にはエネルギーの必要量が増加

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愛媛・佐田岬半島の豊かな自然の中で育ったミツバチが集めた、加熱や加工を一切していない天然の蜂蜜。採れる時期によって風味や色合いが異なるのも、自然の恵みならではの魅力です。
ぜひ一度、このやさしい甘さと豊かな味わいを体験してみてください。
1歳未満の赤ちゃんにハチミツがNGな理由

ハチミツは栄養価の高い天然の甘味料ですが、1歳未満の赤ちゃんには絶対に与えてはいけません。ここでは、赤ちゃんにハチミツを与えてはいけない理由や注意点についてご紹介します。
赤ちゃんにはボツリヌス菌のリスクがある
1歳未満の赤ちゃんにハチミツを与えるのは絶対に避けましょう。
ハチミツにはまれにボツリヌス菌の芽胞(がほう)が含まれており、腸内環境が未熟な1歳未満の赤ちゃんが摂取すると乳児ボツリヌス症になる危険性があります。
乳児ボツリヌス症になると、菌が腸内で増えて毒素を作り出してしまいます。この毒素が神経系に影響を与え、呼吸困難や体の麻痺、便秘などの深刻な症状を引き起こす場合があります。
実際に2017年には、生後6ヶ月の乳児がハチミツを摂取して亡くなる事例も報告されています。
1歳を過ぎれば腸内環境が整ってくるため、安全にハチミツを摂取できるようになります。赤ちゃんの安全のため、1歳の誕生日を迎えるまでは、ハチミツを与えないよう十分注意しましょう。
ハチミツ入りの食品にも注意が必要
ハチミツが含まれている加工食品や調味料も注意が必要です。
ハチミツ入りのお菓子やジュース、さらにはカレーやハヤシライスのルーにもボツリヌス菌が含まれている可能性があります。加熱処理がされていても、ボツリヌス菌は高温に強いため完全に除去されません。
よって、1歳未満の赤ちゃんに与える場合は、食品の原材料表示を確認し、ハチミツが含まれていないか確認しましょう。
1歳以降はアレルギーに注意して少量から与える
1歳を過ぎると、赤ちゃんの腸内環境が発達し、ハチミツを食べてもボツリヌス症になる心配はなくなります。
しかし、ハチミツに含まれる花粉などが原因でアレルギー反応を起こす場合があるため、あたえ始めには注意が必要です。
まずは耳かき1杯程度のごく少量から試すことが大切です。赤ちゃんの機嫌が良く、体調の良い日に少量を与え、食べた後に口の周りや肌の様子など、変化がないかしっかりと観察しましょう。
注意点さえ守れば、はちみつは栄養豊富な天然の甘味料です。お子さんの健やかな成長のために、ぜひ上手に活用していきましょう。
参考:乳児期の食物アレルギー 群馬県食物アレルギー関係課連絡会議
妊娠中や授乳中におすすめのハチミツの選び方

妊娠中や授乳中は、体に取り入れるものに気を配りたい大切な時期です。ハチミツを選ぶ際にも、安全性と品質を重視するのが重要になります。
ここでは、妊娠中や授乳中にハチミツを選ぶうえで押さえておきたい3つのポイントをご紹介します。
- 無添加の純粋ハチミツを選ぶ
- 非加熱のハチミツを選ぶ
- 信頼できる生産者・ブランドを選ぶ
それぞれ詳しく見ていきましょう。
無添加の純粋ハチミツを選ぶ
妊娠中や授乳中の方には、無添加の「純粋ハチミツ」がおすすめです。
市販されているハチミツには、砂糖やシロップが加えられた「加糖ハチミツ」が多くあります。これらはハチミツ以外の成分が添加されている分、本来持っている栄養素や風味が薄まってしまいます。
一方、純粋ハチミツは無添加で、ハチミツのみでできた製品です。純粋ハチミツには、天然のビタミンやミネラル、アミノ酸、酵素などが豊富に含まれており、これらの栄養素が母体と赤ちゃんの健康をサポートします。また、純粋ハチミツは消化吸収が良く、妊娠中の胃腸の負担を軽減する効果も期待できます。
商品を選ぶ際は、ラベルの原材料欄を必ず確認し、「はちみつ」または「蜂蜜」のみが記載されている商品を選びましょう。
非加熱のハチミツを選ぶ
栄養価や風味を最大限に活かすには、「非加熱」のハチミツを選びましょう。
通常、ハチミツは約60〜65°Cで加熱処理されますが、この高温での処理によって、ビタミンCや酵素、その他の栄養素が破壊される可能性があります。また、加熱によって風味や香りも損なってしまいます。
商品を選ぶ際は、「生はちみつ」「Raw Honey」「非加熱」などの表示を確認し、製造工程で高温処理が行われていないかを確認するようにしましょう。
信頼できる生産者・ブランドを選ぶ
ハチミツを選ぶ際は、信頼できる生産者やブランドのものを選ぶとより安心です。購入する際には、以下の点を確認してみましょう。
- 生産地が明記されているか
- 品質検査が行われているか
製品ラベルを見て、どこで採れたハチミツなのかを確認しましょう。生産情報がしっかりしているのは、品質へのこだわりの証です。
また、公式サイトなどで、残留農薬などの検査を定期的に行っていると公表しているメーカーは、より安心して選べます。
品質が確かなハチミツを選んで、妊娠中・授乳中の食生活に安心して取り入れてください。

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ぜひ一度、このやさしい甘さと豊かな味わいを体験してみてください。


