発芽玄米の作り方(冷蔵庫を使う方法)
夏の気温が高く、雑菌の繁殖しやすい時期は冷蔵庫で発芽させるのがおすすめです。水の取り替え数も少なく、日中の外出が多い方にもイチオシの作り方です。
【玄米の下準備】ボウルに玄米を入れて水を注ぎ、もみがらやゴミなどを見つけたら取り除きましょう。 水を2~3回取り替えながら洗い、すすぎます。米が水を吸うので、使用する水は浄水器の水などがおすすめです。 【玄米の発芽】ざるに玄米を入れ、水を入れたボウルに浸します。水の量(水位)は「玄米から3cmほど高く」がめやすです。朝と晩にボウルの水を取り替えながら、冷蔵庫で浸水させます。 【玄米の発芽を確認する】 玄米の胚芽部分がぷっくりと膨らんできたら発芽玄米の完成です。水から上げて軽くすすぎます。●浸水時間のめやす水温が低いぶん、浸水時間も長くなります。 24時間~48時間(場合によっては72時間)をめやすにすると良いでしょう。 【発芽玄米の保存方法】作った発芽玄米は冷蔵庫で保存しましょう。常温だと、どんどん芽が出てしまいます。発芽玄米をすすいでよく水を切り、キッチンペーパーなどの上に置いて乾燥させます。 ●冷蔵庫での保存は1週間がめやすです。乾燥した発芽玄米をタッパなどの密閉容器に入れて冷蔵庫で保存します。炊くときは、必要な分だけ取り出して水でしっかりと洗いましょう。●冷凍庫での保存は、長期間保存したい場合におすすめです。発芽玄米を1回に使う量に小分けしポリ袋などに入れつと便利です。解凍して炊くときも、水でしっかりと洗いましょう。 【発芽玄米の炊き方】発芽玄米の水を切り、炊飯ジャーの内釜に入れます。ジャーに記載されている2合の目盛りまで水を入れます。塩をひとつまみ入れ、やさしくかき混ぜます。炊飯器の「玄米モード」で炊き上げます。「玄米モード」がない場合は「白米モード」でも構いません。
【発芽玄米をおいしく炊くポイント】
- 1,玄米の発芽が完了し炊飯する前には水でしっかりと洗う。玄米の発芽が完了し炊飯する前には、水でしっかりと洗いましょう。充分に洗うことで、ぬか臭さが残すことなく香りよく炊けます。
- 2,少量の塩を入れて炊飯する。もともと玄米のもつカリウムの苦みを塩のナトリウムによって中和させるためです。また食感もよく炊き上がります。