玄米と白米を混ぜる炊き方
ここでは圧力鍋の場合の炊き方をご紹介しますが、土鍋や厚手鍋の場合も同じ水加減で炊くことができます。玄米と白米は『1:2』の分量で紹介します。お好みで『1:1』など自分の好きな割合を探してみてくださ。
【玄米の下準備】ボウルに玄米を入れて水を注ぎ、さっと浮かんできたゴミを流してザルにあげます。米が水を吸うので、使用する水は浄水器の水などがおすすめです。 古くから日本に伝わるお米の研ぎ方です。米を両手ですくい上げ、やさしくこすり合わせます。しっかりこすったら流水で流す、を水の濁りがなくなるまで繰り返してください。洗いあがった米はしっかりと水をきり、半日以上浸水させます。(水は分量外) 【白米の下準備】白米を通常の洗い方で洗い、20分間浸水させます。(水は分量外) 【炊飯】浸水の終わった玄米と白米をいったんザルにあげます。圧力鍋に玄米、白米、水、塩とともに入れます。かき混ぜて塩を溶かしてから蓋をし、「高圧」に設定して火をつけます。 【火加減】最初は強火で、圧力がかかったら極弱火にします。(圧力が抜けない程度に)そのまま20分ほど加熱し、火を止めます。 【蒸らす】圧がかかったまま放置し、圧力が抜けたら蓋を開けます。 さっくりと底から混ぜて蒸気を抜き、完成です。
【炊飯器で炊く場合】
玄米の割合を多くして炊くときは玄米モードで、白米の割合を多くして炊くときは白米モードで炊くのが一般的です。
「玄米白米混合コース」がある炊飯器もあるので、取扱説明書をよく読んでみてください。
【浸水のポイント】
- ・冬場はとくに時間をかけて浸水させます。急ぐときは35℃程度のお湯で漬けると時間が短縮できます。
- ・夏場は冷蔵庫に入れて浸水させます。水が臭いの原因になるのを防ぎます。
- ・浸水を終えたら水を捨て、新しい水を必要な分量入れて炊飯します。