手作りあんこのおはぎ(ぼた餅)|小豆から作る身体に優しいレシピ

小豆をじっくり煮込んで作る粒あんのおはぎは、優しい甘さで、ほっとする味。砂糖が控えめなので健康面が気になる人にもぴったりです。小豆を煮るときの火加減に注意しながら挑戦してみてくださいね。

おはぎ

粒あんのおはぎの作り方

小豆から作る甘さ控えめなあんこのおはぎです。春は「ぼたもち」秋は「おはぎ」と呼ばれている懐かしく優しい味の和菓子。この時期のお茶うけにいかがでしょうか。
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調理時間 10 hrs

材料
  

  • 小豆 250 g
  • 砂糖 230 g
  • 少々
  • もち米 2 カップ
  • 白米 1/2 カップ
  • 500 cc

作り方
 

  • 小豆をたっぷりの水でやさしく洗います。
  • 大きめの鍋に小豆が浸るぐらいの水を入れて火にかけます。
    沸騰したらお湯を捨てます。この工程を2回繰り返します。
  • 小豆の4~5倍ほどの量の水で小豆を茹でます。
    沸騰したら弱火にし、小豆が指で簡単につぶせる程度までしっかりと煮ます。
  • 煮汁を捨てて、砂糖を2~3回に分けて加えながら混ぜ合わせます。
  • ひと煮立ちさせたら、一晩かけて冷まします。
  • 小豆の粒をつぶさないように鍋底から混ぜながら煮ます。
    水分が少なくなり、すくったときにもったりとした質感になったらOKです。
  • 塩を加えて味を整えます。
  • もち米と白米を洗って30分ほど水に浸してから炊きます。
    炊き上がったら、熱いうちにすりこぎですりつぶします。
  • お餅が冷めたら丸め、あんこも同じくらいの大きさに丸めます。
  • あんこを手のひらに丸く伸ばしてお餅を乗せて包んだら、完成です。

コツ・ポイント

小豆を煮るときは様子を見ながら火から下ろして加減をしましょう。まだ柔らかければ再度加熱をし、硬くなってしまったときはお湯を足して煮直せば大丈夫です。
このレシピのキーワード 小豆, あんこ, 粒あん, おはぎ

レシピで使った小豆


「小豆」についてのQ&A

小豆にはどのような効能がありますか?

小豆は、食物繊維やタンパク質、ビタミンB群、ミネラル、ポリフェノールといった、さまざまな栄養素をバランスよく含んでいます。便秘や貧血の解消といった体質の改善や、美容面での効果も期待できます。

小豆には血糖値を下げる働きがありますか?

小豆に含まれるサポニンやポリフェノールは、血圧を正常にする働きがあります。よって、血糖値が上がるのを防ぐ作用が期待できます。

小豆はどれくらい日持ちがしますか?

乾燥させた小豆は、一般的には2年ほどの間であれば問題なく食べられるとされています。ただし、保存の仕方で小豆の状態は大きく変わってきますので、高温多湿を避けた日の当たらない場所に置くようにしましょう。

古い小豆の見分け方はありますか?

小豆は時間が経過すると白い部分がだんだんと茶色っぽくなってきます。古くなった小豆は、長い時間をかけて煮込んでも皮が硬いままのことがあるので、ツヤのある新鮮な小豆を選ぶようにしてくださいね。

おはぎとぼた餅の違いはなんですか?

おはぎとぼた餅の違いは、おはぎは粒あんで包むのに対して、ぼた餅はこしあんで包みます。ぼた餅の由来は、春に最も美しい花を咲かせる牡丹の花に似ているからと言われており、春のお彼岸ではぼた餅を、秋のお彼岸ではおはぎを作ってお供えする。という風習があります。

また、ただ単に同一の食べ物の呼び方の違いという場合もあります。

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この記事を書いた人

読み物コンテンツ担当。乾燥肌を改善すべく化粧品成分をチェックするのにハマり化粧品成分上級スペシャリストを取得。趣味は読書と昼寝、自然スポットめぐり。